2022-01-01から1年間の記事一覧

絵に関する映画5選

最近とある事情で絵画に関する映画をいくつか見たので、忘備録として感想を書いていきます!芸術の秋も近いし?ご参考ください。※伝記映画とフィクションが混ざっています。 「燃ゆる女の肖像」 2019年のフランス映画。監督はセリーヌ・シアマ。世界中で多く…

Twitterアプリを消したら、読書時間が増えた。

ちょっと時間が空いたとき、Iphoneを開いてアプリをクリックしてしまう。Twitterは常に新しい情報を提供してくれるから暇つぶしに最適。フォローしてる人と何となく連帯感があるから、更新もチェックしなきゃとなる。 よくない癖で、嫌なツイートするなあと…

「おばさん」は尊敬できない?

ちょっと前にシナリオの講座を受けていた。そこでは毎週あるテーマで200字詰原稿用紙20枚のシナリオ提出が宿題で出される。ある回の宿題のテーマは「尊敬できるおばさん」だった。ふむ。『逃げ恥』のゆりちゃんみたいな、自立した女性? 主人公を優しく見守…

『「普通がいい」という病』

「普通になりたい」という人が多い。普通になれれば幸せになれると思っている。SNSが発達して、相互に見える世界になり、マジョリティから外れた人を大勢で糾弾したりと、窮屈な世の中になったせいもあるだろう。 もしくは、多様な生き方も認められる世にな…

ドラマで両想いになると急に熱が冷める

ドラマの人物2人が、徐々に心を通わせていくストーリーはいつの時代も人気です。舞台や人物設定にもよるけど、立場やその他諸々のせいで距離を詰められない彼らを見ているだけでご飯が何杯も食べれます。 でも2人がついに!あらゆる障害を乗り越えて想いが…

『西鶴一代女』/ 転がり続ける女の人生

『西鶴一代女』を観ました。田中絹代主演、溝口健二監督で1952年に公開。 初めて溝口作品を鑑賞。いやー凄い映画体験でした。原作は井原西鶴の「好色一代女」。江戸時代を舞台に悲劇的な人生を送るお春の一生を描きます。ヴェネツィア国際映画祭で国際賞を受…

ホクロを取ってみた

先日「身体を大事にしよう」と日記に書いたのにタイトルを見て矛盾していると思うかもしれない。いやむしろ!大事だからこそ、取ったのである。 約7年前、突然鼻に2つホクロらしき黒い点々ができた。角栓が詰まり、酸化して黒くなったと思っていた。当時、…

カメラ(オリンパスom-d em-10 mark3)

OLYMPUS OM-D EM-10 mark3と単焦点広角レンズで撮った写真。(以下は山梨と渋谷で撮った写真です)まだあまり絞りやシャッター速度をわかってません涙。 @河口湖 舞鶴城公園 広角っぽい写真

認知特性をテストしてみた/『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』

人には視覚、聴覚、言語、それぞれ得意な認知特性があります。同じことを見聞きしても、生来得意な方法で理解し表現します。自分はどんな認知特性に秀でているのか、『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)』で、テ…

カタカナ語のあいまいさ

時効だと思って呟いてみる。けっこう前にフリーランスの案件でセクハラ案件を扱うことになった。が、以後こういった案件は受けないでおこうと心に決めた。本当にひどい話ばかりで苦しくなるからだ。それに発注者がセクハラに関して面白おかしくする方針で、…

映画『さがす』/最近の邦画おもしろい

映画『さがす』、評判が良くて見に行ったのだが、期待を超えて面白かった。 あらすじ: 原田智(佐藤二朗)は、中学生の娘・楓(伊東蒼)と大阪の下町で暮らしていた。ある日、彼は娘の楓に指名手配中の連続殺人犯を目撃したと告げ、その翌朝突然姿を消す。警察…

自信がないと言い続けている人はその方が快適だから

劇作家の鴻上さんの「やりがいある仕事で、家族も元気、友人もいるが、容姿、体型、性格全てに自信がない」とお悩みの女性に対する答えが的確だった。 相談者の方は要領良くてなんでもできるけど、イマイチ手応えがなかったのだろうか?なんて感じがした。仕…

『ブラッククランズマン』(『BlacKkKlansman』)/恐ろしい人種差別事件を皮肉とユーモアで描く

『ブラッククランズマン』(『BlacKkKlansman』)を観た。監督・脚本はスパイク・リー。アフリカ系アメリカ人への差別や社会問題を扱う作品で知られ、『マルコムX』などの監督で有名。近年は評価が低迷していたが、今作で脚色賞を受賞し、話題をさらった作品…

『寝ても覚めても』/よくいる和製のふわふわした女の子の成長譚

東出昌大さん、唐田えりかさんが出演する『寝ても覚めても』を観た。ゴシップのイメージがついてしまった本作だが、独特な雰囲気でよかった。監督は2021年カンヌ映画祭に出品された『ドライブ・マイ・カー』で日本人初の脚本賞を受賞した濱口竜介監督。 (wo…

偏差値と地方と多様性。

今朝、読んで共感する記事があった。先日の名古屋の某有名進学校の生徒による傷害事件について。 dot.asahi.com ここで言われている「偏差値至上主義」。大学入るまで偏差値でしか判断されないので偏差値教に入信してもおかしくない。私もずっと「偏差値至上…

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』

ドイツの映画『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』を観た。(ネタバレあり) あらすじは以下。 ベルリンのペルガモン博物館で、楔形文字の研究に没頭する学者アルマ。研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。そこに現…

韓国ドラマ『地獄が呼んでいる』

韓国ドラマの『地獄が呼んでいる』のあらすじと感想です。私的には『イカゲーム』よりハマりました。未知なる現象によって引き起こされる人間の負の側面や世の中の不条理さを描くのが上手くて引き込まれます。ただ、グロすぎ&ファンタジー色強めで人を選びそ…