生活の質を上げるちょっとした工夫が苦手

日常生活でちょっとした不便を感じても、ど根性でおりゃーと済まそうとしがち。「費用と手間」を考えて、少しのイイ感じを手に入れられるくらいなら、現状維持を選んでしまう。マイナスからプラスにすら目がいかないので、0からプラスにするのはもっと気が回らない。

「快適な家にしたい」と、夫が新居に取り付けたライトはカフェみたいなスポットライト(ペンダントライト?)。これは正解だった。
普通のシーリングライトでもよかったはず。でもスポットライトにしたおかげでオシャレ感がぐっと増した。

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オシャレライトは「費用と手間」をかけて「ちょっとイイ感じ」を得られるに当てはまる。

けど、その「ちょっとイイ感じ」は半永久的に続く。何年もイイ感じを受け取れる。めんどくさいとか、パンクチュアルな時点の感情で価値を天秤にかけるのはもったいなかった。

快適な環境を手に入れるまでにどこでつまずくのか。

まあぶっちゃけ気にならないというのがあるが、もう少しこだわってみたいとも思う。そういえば、前の住居でもドライフラワーやかわいい人形がふと目に入った瞬間に心が一段はね上がる感覚がした。

日々のささやかな気づきが描かれているエッセイを読むの好きだし……(自分も丁寧な生活を書いてみたい!という不純な動機……)

ワークフローはこんな感じか。

1. 「不便だな」「もうちょっとこうだったらな」と感じる
2. どうすればいいか考える
3. ネットで探す。(←ここのハードル高い)
4. 自宅に取り入れられるかを調べる
5. 商品を探す。価格も考慮。家族への説得
6. 買う
7. 取り付ける

もはやハードル走である。
労力と時間が必要だけど、日々目の前のことでいっぱいで十分なゆとりを持てていないことがありそう。面倒くさいってチラッとよぎる気持ちを乗り越えて、次の行動をとるのが大事だな。

何かとすぐ便利グッズを買ったり、サイズを度外視して外観を悪くしたりはやめてほしいが(経験済み)。

日常にイイねが増える生活を心がけてみたい。